どうもSaltnavi です。
サーフィンをする前に必ずという程やる作業 WAX UP。
サーフィンを始めたばかりだとワックスが何なのか、又はどんな種類があるのかわからないと思います。
ワックスを塗らないとサーフボードに立つ難易度が何倍にも膨れ上がりサーフィンどころではなくなってしまいます。
用途に合ったワックスを使い分ける事でサーフィン上達の近道になります。
今回は正しいワックス種類別の選び方をご紹介していきます。
Contents
サーフワックスとは何なのか?
意外と脇役的なイメージのワックスですが、実はとっても大事な役割を持っています。
ワックスはサーフボードの上(デッキ面)に塗り、サーフボードに立った時に足が滑らないようにする為のモノです。
ただそれだけなのですが、これがかなり重要です。
サーフボードは基本的にツルツルに仕上げられています、水の上を滑るので当然ですがより滑らかに滑れるようになっています。
足を置く部分もツルツルに出来ている為ワックスを塗らないとサーフボードの上に立つのは大変になります。
サーフィン前にはワックスを塗るようにしましょう。
サーフワックスの主な原材料は、石油成分由来のロウです。 長い間ロウが主な現在料として使用されてきましたが、昨今では環境汚染の問題が指摘され,石油成分を使用しない環境面を考慮した植物由来のサーフワックスも販売されています。
どんな種類のワックスを塗る
サーフワックスにも種類がたくさんあります。
まずワックスを選ぶに辺り重要なのが水温に合わせたワックスを選ぶ事です。
主なワックスの種類は5種類になります。
- BASECOAT
- TROPICAL
- WARM
- COOL
- COLD
この5種類の違いはワックスの硬さになります。
水温により使い分けるワックスですが、基本温かい水温の時は柔らかめのワックス。水温が冷たければ固めのワックスを選びます。
順番に各ワックスの特徴を説明していきます。
【BASECOAT】下地
BASECOAT(ベースコート)はワックスを塗りやすくする為の下地みたいなものです。
特に通常のワックスと大きな違いはないのですが、ベースコートは硬く作られています。
トップコート(普通のワックス)を塗る際、水温が冷たい時に塗るワックスは柔らかい為塗った時にベチャと伸びてしまいます。
サーフワックスはツブツブの玉ができるのが一番滑りにくいと言われていますので、そのワックスのダマをキレイに作りやすくするためにベースコートを塗ります。
【TROPICAL WAX】 水温25℃以上
TROPICAL(トロピカル)は水温が25℃以上ある時に主に使用します。
他のワックス(ベースコート以外)の中では一番硬い種類のワックスになります。
水温が25℃以上だから絶対にTROPICAL(トロピカル)を使用しないといけないわけではありませんが、気温や水温が高い時に柔らかめのワックスを使用すると暑さでワックスが溶けてしまいます。
【WARM WAX】水温17~25℃
TROPICAL(トロピカル)ワックスよりも柔らかく、COOLよりも硬く作られている。
使用時期としては日本だと6月〜7月の初夏と9月から10月の辺りに適している。
地域によって水温や気温が違うので一概には言えないが目安として覚えておこう。
水温や気温での判断が一番わかりやすいと思います。
COOL(クール) 12~20℃
COOL(クール)は比較的 水温が低い12~20℃が使用の目安になっている。
柔らかく作られていて、地域にもよるが年間で一番使用頻度が高いワックスになっている。
COLD(コールド) 14℃以下
ワックスの中では最も柔らかく、真冬の時期にはCOLD(コールド)がオススメだ。
柔らかく作られている為、日差しが強い車内にワックスを入れておくと溶けてしまっている事があるので注意しましょう。
TROPICALやWARMなども使用できない訳ではないが、水温が低い時に硬いワックスを使用すると硬すぎて滑ってしまいます。
サーフワックスまとめ
ここまでサーフワックスの種類について書いてみましたがいかがだったでしょうか。
サーフワックスは多種多様なモノが発売されていて、用途によって使い分ける事により本来の性能を発揮してくれます。
今回はサーフワックスの種類のみの書いてみましたが、各メーカーによっても使いやすさや性能、価格などが違ってきます。
また別の記事でメーカー別の特徴なども解説する記事も書こうと思いますので、楽しみにしていただけたら幸いです。