サーフィンにおいて必要不可欠な道具の一つリーシュコード。
今ではリーシュコードも進化しており、フリーダムリーシュやシマ模様のサメ避けリーシュなど種類は多種多様になっている。
今回は意外と知られていないリーシュコードの紐の部分にフューチャーしてみました。
リーシュコードの紐って何?
普段サーフィンをする際リーシュコードを装着すると思うが、リーシュコードとサーフボードを繋ぐ紐がある事はご存知だろうか?
小さな紐でサーフボードとリーシュコードを繋ぐ大切な役割を担っている。
今ではリーシュコードと一体型になっているタイプもある。
ほとんどのサーファーがこの紐の存在はご存知たとは思うが、正しい付け方を知っているかと言うと意外とそうでもない印象だ。
ただの紐だけど大切
この紐は、他のサーフィン用品が日々進化を続ける中、今までほとんど変わっていない。
つまり何の進化も遂げていないのだ。
正確には進化をする必要性があまりないと言った方が正しい表現なのかもしれない。
実際この紐の仕事はシンプルでサーフボードとリーシュコードを繋いでおくという事だけで、ある程度の期間切れないで耐えてくれればそれでいいのだ。
紐の 正しい付け方
この紐は通常輪っかの状態で販売されているが、そのまま使うのが一般的である。
リーシュプラグに輪っかのまま紐を通し、2重の状態でリーシュコード側を輪っかにくぐらせる。
これが紐の正しい付け方だと言われている。
これをたまに輪っかを解いて、紐をリーシュプラグに1本で縛りリーシュを装着している方を見かける。
これはサーフボードのテールの破損に直結してしまう。
小さい波ならテールが壊れる事は少ないが、波が多きな日などは、セットに巻かれた時などに紐がテールに食い込んでしまうケースが少なくない。
僕がサーフボードの工場で働いていた時に、この紐が原因でリペアに運ばれてきたサーフボードをたくさんみてきた。
輪っかのサイズが、あのサイズで統一されているのは2重にしてリーシュを通した時に、リーシュの平たい部分がサーフボードのテールに当たるようになっているのだ。
まとめ
今回は大分ニッチな部分、リーシュの」紐について紹介してみました。
サーフボードを破損してしまうとリペアに出さなくてはいけなくなり、しかもリペアの費用は技術職だけあって以外と高く思わぬ出費となってしまう。
リーシュの紐を正しく付けてサーフボードのテール部分をしっかり保護し快適まサーフィンライフを楽しもう。