どうもSaltnaviです。
サーフボードにはフィンプラグが必ず付いている。
フィンプラグはサーフボードにフィンを取り付ける為のプラグだが、現在主流になっているのはFCSとFutures(フューチャー)だが、この2つのプラグ結局なにが違うのと思う方もいるはずだ。
今回はFCS2とFutures(フューチャー)の違いについて書いてみました。
これからサーフボードをカスタムオーダーするという方は是非参考にしてもらいた。
Contents
フィンプラグってそもそも何?
フィンプラグはサーフボードのフィンを取り付ける部分の事で、サーフボードには必ず付いているものだ。
フィンプラグには大きく分けて2種類のフィンプラグがある。
FCS2とFutures(フューチャー)だ
この2つがサーフボードのフィンプラグでは世界的に主流となっている。
厳密にはシングルフィンボックスやオンフィンなど他にもフィンを付けるプラグや方法はあるが、今回は最も主流となっているFCS2とFutures(フューチャー)にフォーカスします。
FCS2とは
FCSはサーフボードのフィンをメインにサーフグッズを開発 販売するオーストラリアの会社だ。
ヨーロッパやアメリカなど各国に支店を持ち、サーフィンをする人はみんな聞いたことがるほど有名なフィンメーカーだ。
もちろん日本にもちゃんとFCSジャパンがある。
そんな有名なフィンメーカーが出しているフィンプラグの規格の第3世代がFCS2だ。
第1世代がFCSで、第2世代がFCSフュージョンというタイプだ。
このFCS2は従来のフィンプラグにはなかった画期的なフィンプラグシステムで、フィンキーなしで、脱着できるのが最大の特徴になっている。
フィンプラグの内部にカチッとはめる為のローラーが内蔵されており、脱着が非常にスムーズで、フィンを外す時も、後ろから押し上げればフィンが外せる優れものだ。
今では更にフィンをスムーズに外せる為のフィンズアウトと商品も発売されており、フィンメーカーの中では頭一つ抜けている感じだ。
フューチャーとは
Futures Fin(フューチャーフィン)はアメリカ発のフィンメーカーで、FCSの用にフィンを差し込む箇所が2つに別れているのではなく、一本で繋がっているのが特徴だ。
私の勝手なイメージだが、FCSがガッツリとサーフィンの試合を回るアスリートサーファーが付けている印象が多いのに対しFutures(フューチャー)は動画や写真で活躍しているスタイル系サーファーやフリーサーファーが多く付けている印象だ。
フィンプラグの形自体は昔から変わらないが、フィンプラグ自体の素材にカーボンを入れたりと進化を続けている。
Futures(フューチャー)はフィンのデザインもオシャレなモノが多く、特にTwin Finやクアッドフィンの種類が豊富な所も特徴になっている。
どっちが性能が良いのか?
結局のところどっちが良いのかと言えば、どちらを選んでもサーフィン自体に違いがでるわけではないで、どちらを選んでも良いと思う。
私はサーフィン関係の仕事を10年以上し色々なサーフボードを乗り比べたりしてきました。
もちろんFutures(フューチャー)とFCS2も乗り比べましたがサーフィンのパフォーマンスには特に影響はないと思います。
時にはプロサーファーやサーフボードのシェイパーからの話しを聞く機会もありますが、特にどっちでも気にしないと言っていました。
Futures(フューチャー)とFCSどっちを選ぶべきか
とは言いながらも利便性やデザインに関しては、どちらにもメリット、デメリットがあると思います。
ここからは両方のメリット、デメリットについて紹介したいと思います。
FCS2のメリット
- フィンキーなしでの脱着が可能
- プロサーファーのシグネチャーモデルが豊富
FCS 2 デメリット
- フィンの取り外しが結構硬い
- 第1世代のFCS1のプラグには付けられない
Futures(フューチャー)のメリット
- フィンデザインにオシャレなフィンが豊富
- Twin Fin の種類が豊富
Futures(フューチャー)のデメリット
- フィンキーがないと取り外しができない
- 取り外しのシステムに進化がない
まとめ
最終的に至った結論は、自分の好きなフィンがどちらのフィンメーカーが発売しているかになってくるのかなと思います。
今人気の CAPTAIN FIN Co.(キャプテンフィン)なんかはデザインもカッコいいがフィンプラグがFutures(フューチャー)のみとなっている。
だが、フィンキーなしでの脱着は捨てがたい利便性があるのは確かだ。
カスタムオーダーをしにショップに行く前に決めておくのが良さそうだ。