世界でも2大巨頭のフィンメーカーといえばFCSとフューチャーフィンですね。
そんな世界で最も有名なフィンメーカーですが、フィンキーレスでアタッチを可能にした革新的アイデアで人気のFCS2を使っているサーファーも多いんではないでしょうか。
1点気になるところを上げると、今まで使用していたFCS1のフィンが付けられない問題。
今回はそんな、FCS1のフィンをFCS2のフィンプラグに取り付けを可能にしてくれる革新的アイテムをご紹介します。
FCS1のフィンプラグがFCS2のフィンプラグに取り付けられない問題
FCS2のフィンプラグはフィンキーレスでアタッチできるのが特徴だが、従来のFCS1のフィンを取り付けると構造上空間が空いてしまう。
FCS1のフィンはフィンプラグ内に差し込む部分の大きさが同じで、フィンプラグに差し込み、フィンキーでネジをとめて固定させるのに対しFCS2のフィンプラグはフィンプラグに
差し込む部分の大きさがが違い、先端の部分をフィンプラグ内の取っ掛かりに引っ掛けて、後方の差し込み部分をフィンプラグ内部のローラーにカチっとはめ込む。
このフィンプラグ内部に差し込む部分の形の違いにより、従来型のFCS1のフィンを付けると空間が生まれてしまう。
この空間が空いているとサーフィン中にこの空間に水が入ってしまいスピードの低下に繋がってしまう。
FCS1のフィンをどうしても付けたい人
ではFCS2のフィンを使用すれば良いじゃんという話になってくるが、それでもFCS1のフィンを付けたい人はいる。
実はFCSから発売されているフィンでFCS2の規格になってからは発売されていないモデルも存在する。
廃盤になってしまったモデル達だ。
FCS1で調子が良かったフィンをFCS2のフィンプラグの規格になってからもどうしても使いたいコアなファンは少なからず存在している。
さらにはFCS1のデザインが好きだからという理由もあるだろう。
サーフィンをこれから始めるサーファーが一式サーフィン道具を買い揃える際も、最初はフィンの違いがわからないので一番安いのでお願いしますとなった時にFCS1だと4000円〜
5000円のフィンがあるが、FCS2のフィンはグンと値段が上がってしまう。
そんな問題を解決してくれるのがインフィルキットだ。
インフルキットはFCS2のフィンプラグにフィンを差し込んだ際に生まれる空間を埋めてくれるアイテムだ。
先端がFCS2の取っ掛かりにフィットするデザインになっており、そこにFCS1のフィンを差し込むと隙間が生まれずピッタリとハマる構造になっている。
インフィルキットのセット内容

写真はイメージです
- センターフィンプラグ用 x1
- サイドフィンプラグ用 x4
- フィンキー x1
- ネジ x10
インフィルキット価格
FCS1のフィンを使いたい人には革新的なアイテムだ。
価格も2500円程度と安くはないが高くもないといった感じだ。
これで使いたかったFCS1のフィンが使えるようになるのであれば、まぁ許容範囲かなと思う。
ユーザーの観点からみると もうFCSもフューチャーフィンもフィンプラグの規格を統一して欲しいのが正直な願望である。
両メーカーに使ってみたいフィンが沢山あるので、サーフボードを買う際にフィンプラグをどっちにするか非常に悩む。
FCSとフューチャーフィンどっちが良いかについてはFCS 2 vs futures.どっちのフィンプラグを選ぶべきか。違いを検証の記事で書いているので気になる方はチェックしてみてください。
今回は画期的フィンプラグ拡張アイテム インフィルキットをご紹介しました。FCS2のフィンプラグでFCS1のフィンを使いたい人は是非チェックしてみてはいかがでしょうか。