フィンを始め最新技術を駆使したプロダクトを発信し続けるブランドFCS
あまり大きな進化がないと言われるリーシュコードに革命をもたらしたフリーダムリーシュをリリースしたのも記憶に新しい。
そんなFCSから待望の新Hシリーズフィンがリリースされた。
FCSが送る最高の逸品
Hシリーズフィンはかなりの期間を研究開発に費やすプロダクトだ。
開発には数年掛けたというこだわり。
FCSのフィンシリーズの中では毎年デザインなどがアップデートされるエッセンシャルシリーズやシグネチャーシリーズとは違い、時期モデル発売までに数年の時間を有する。FCSこだわりの逸品だ。
前回のH2モデルも2010年あたりに発売され話題となった。
ミックファニングが開発を監修
今回のフィン開発にはサーフィンのスピードがずば抜けて高速なミックファニングが監修。
ミックファニングのシグネチャーは2018年、2019年と絶大な人気を誇るフィンでした。
WCTの試合でも選手がミックファニングのフィンを使用しているシーンも多く見られました。
そんなミックファニングが数年の開発期間に携わり誕生したのがH4フィンだ。
進化し続けるサーフプロダクトテクノロジー
H4フィンは流体力学の研究により高いスピード性とコントロール性を実現しました。
さらにスイスの高密度マシンで開発・製造されているのも大きな特徴のひとつだ。精密機器の分野でも高い技術力を誇るスイスが水流を研究し、いかに水がスムーズに流れるかを追求。
イルカのヒレからヒントを得たというのも面白い。
素材にはHIGH DENSITY UNI-DIRECTIONAL CARBON FIBREが使用されており、他のどんなフィンよりも軽く、強度がありスピードを失速させる事なくエネルギーを伝達できる。
H4フィン性能はいかに
サイドフィンは縦に立っていて、素材が硬く、敏感なアクションを可能にし、センターフィンの先が少し寝ている事により安定したコントロール性を担保。
ハイパフォーマンス使用でありながら、初心者でもスピードを容易につけてくれ初心者のサーフィンをサポート、中上級は高いバランス性とコントロールを体験できるコンセプトだ。
まさに世界中のフィンの中で現状 最先端のテクノロジーフィンである事は間違いない。
自分に合った適正サイズ選ぼう
サイズ展開は従来と変わらず、S,M,Lの3サイズ展開での発売だ。
フィンにこだわりを持つ方であれば、スモールコンディションの時はSサイズのフィンを付けたり。
逆に波のザイズがある日はLサイズを付けたりする人もいるだろう。
私もこだわるタイプだ。
FCSから説明を受けた時に質問を投げてみた。
普段、波が胸肩ぐらいの時はドライブを効かせ大きなターンを重視するためにLサイズを使っているが、波のサイズによって変えた方が良いのか?
するとFCS担当者はこのフィンは自分の適正体重に合ったサイズが一番フィンの能力を発揮してくれると言う。
波に合わせてフィンのサイズを変えるのはあまりオススメではないと言う事だ。
SMALL | 55Kg - 70Kg |
MEDIUM | 65Kg - 80Kg |
LARGE | 75Kg - 90Kg |
H4フィンは買いか?
3月末に世界同時発売 コスパは?3月末に世界同時発売だが、初回発売で逃すと次期在庫は夏頃となってしまうため、欲しい方は早めにチェックしていた方が良さそうだ。
価格は18,000円(税別)
フィンにしては決して安いとは言えない値段設定になっている。
たしかにこれだけのこだわりを持って研究開発に力を入れていると、開発コストもかなりの物だというのがわかる。
高級フィンの位置づけだ。
ただ現段階で地球上に存在しているフィンの中で間違いなくさい最先端の技術をくしして開発されているのは間違いない。
そして自分のサーフィンをもう一段階上げてくれる事を考えると、価格に値する価値があると私は思う。
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