独特のバランス感覚や集中力が求められるサーフィンは、スポーツの中でも上達速度が遅いと言われています。
そのため、「なんで全然うまくならないんだろう…」と悩む初心者さんもたくさんいらっしゃいます。
「まずは波に乗れるようになりたい！」という初心者さんから、もっと綺麗にスタイルよくサーフィンをしたい中級サーファーにもおすすめしたいトレーニング方法が、ヨガです。
この記事では、ヨガがサーフィンの上達におすすめの理由と、サーフィンの練習に最適なヨガポーズをご紹介します。
まずは、ヨガがサーフィンに最適なトレーニングである理由から見ていきましょう。
ヨガがサーフィンの上達におすすめの理由3選
ヨガがサーフィンの上達におすすめの理由は、主に次の3つです。
①体幹が鍛えられる
②集中力が養われる
③いつでもどこでもトレーニングできる
ヨガと聞くとフィットネスや健康目的で行うイメージがあるかと思いますが、同時にサーフィンに求められるスキルも磨かれる、サーファーにとって最適なトレーニング方法でもあります。
プロサーファーも日々の練習にヨガを取り入れている方は多く、身一つでできるため初心者さんも手軽に始められます。
上記の3つのおすすめ理由について、それぞれ詳しく解説していきます。
おすすめ理由①サーフィンに必要な体幹を鍛えられる
サーフィンの練習にヨガを取り入れることで、波に乗る時に必要な「体幹」を鍛えることができます。
体幹トレーニングにはヨガ以外にも様々ありますが、その中でもヨガを勧める理由は、体幹と同時にバランス感覚も鍛えられるためです。
例えば、体幹トレーニングの代表的な種目「プランク」は、サーフボードに直立した時のバランス感覚や必要な筋肉を鍛えることができません。
立位でのバランス力と体幹の安定性を鍛えられるヨガポーズは、サーフィンにうってつけのトレーニング方法なのです。
おすすめ理由②集中力が鍛えられる
サーフィン上達法にヨガをおすすめする2つ目の理由は、集中力が鍛えられること。
初心者の頃はサーフボードに乗ることすら怖く、心の余裕もなくなり、バランスを取ることになかなか集中できませんよね。
サーフィンが上達すれば恐怖感は自然と薄れますが、より効率的な上達を目指すなら、平常心を保つための集中力や精神力を鍛えておいて損はありません。
その点ヨガは、常に呼吸を一定に保ち、体幹をしっかり使ってバランスを取りながらも平常心でいることを心がける運動です。
ヨガで培われた集中力は、実際に波に乗る際の平常心を生み出してくれます。
おすすめ理由③いつでもどこでもトレーニングできる
ヨガがサーフィンの上達に最適な3つ目の理由は、いつでもどこでもトレーニングできることです。
①と②で紹介したサーフィンに必要なスキルや精神力を、
・自宅で鍛えられる（場所の制限なし）
・スキマ時間があれば実践できる（時間の制限なし）
・道具がいらない（お金の制限なし）
このようにまったく制限なく実践することができます。
海に行けない日でもサーフィンに必要なトレーニングを効率よく行えることが、ヨガの一番のメリットと言えます。
最近では空いた時間に自宅で本格的なヨガを学べるオンラインヨガも流行ってきています。
オンラインヨガちょっと興味あるなって方はこちらの記事 ヨガのある生活を「おすすめオンライン ヨガ 4選」を読んでみて下さい。
サーフィンにおすすめのヨガポーズ3選
一言で「ヨガ」と言っても、実に様々なポーズがあります。
今回はその中でも、サーフィンの上達につながる体幹やバランス感覚を養えるポーズを、3つ厳選してご紹介します。
ヨガポーズ初級編：猫のバランスポーズ
猫のバランスポーズは、四つんばいになりながら体幹の左右のバランス力を鍛えることができる、ヨガの基本的なポーズです。
【猫のバランスポーズのやり方】
1.手は肩幅、膝は腰幅にして四つんばいになる
2.右手と左足を、床と平行になるように上げて10秒ほどキープする
3.左手と右足も同様に行う
猫のバランスポーズのコツは、呼吸を止めずにリラックス状態を保つこと。
無理に手足を持ち上げようとせず、左右のバランスを常に意識しましょう。
ヨガポーズ中級編：三日月のポーズ
三日月のポーズは、体幹を中心に全身の筋肉を柔軟に使えるポーズです。
【三日月のポーズのやり方】
1.両手を肩幅に置いて四つんばいになる
2.右足を両手の間に踏み出す
3.右膝は90度、左膝は床につけたまま上体を起こす
4.両手を合わせて天井に伸ばし、息を吸いながら胸を張り、上半身を無理のない範囲で後ろに反らす
5.体が反った姿勢を20〜30秒キープする
6.左右の足を入れ替えて同様に行う
三日月のポーズも、筋肉を無理に緊張させることなく、柔軟性を意識して行いましょう。
ヨガポーズ上級：木のポーズ
片足立ちで全身のバランスを保つ木のポーズは、ヨガの中でも難易度の高いポーズです。
【木のポーズのやり方】
1.足を肩幅にして立つ
2.右足を持ち上げ、左脚の太ももに押しつける
3.両手を天井に伸ばし、目線は正面の1点を見つめ、深呼吸しながら20秒キープする
4.足を入れ替えて同様に行う
両手を上げる際に大勢を崩すことが多いため、慣れないうちは両手を使ってバランスを保つことに集中しましょう。
慣れてきたら、両手を天井にピンと伸ばしたり胸を張って完成度を高め、体幹を効果的に鍛えましょう。
まとめ
今回は、サーフィン上達法にヨガを取り入れるべき3つの理由と、おすすめのヨガポーズを3種類ご紹介しました。
海に行けない日もサーフィンの練習にヨガを取り入れることで、波に乗れる時間を少しずつ伸ばすことができるでしょう。
今回紹介した3つのポーズのうち、まずはできそうなものを1つ実践してみてくださいね。
もっとしっかりサーフィンにヨガを取り入れてサーフィンのスタイルを良くしたいって方はオンラインヨガを試してみるとさらに効率的ヨガを取り入れる事ができます。
独学やYOUTUBEでは、「続かない」や「ポーズが大体同じで飽きる」など限界が来てしまいます。
また、独学で間違ったヨガをしいているとちゃんとしたヨガの効果が得られなく、意味がなくなってしまう場合もあります。
本物のヨガ インストラクターにしっかりとしたスタイルやポーズを教えてもらうことで独学やYOUTUBEでは得ることのできない、本物のヨガを習得できますよ。